大分県杵築(きつき)市の主婦(31)の長男は7か月。「新生児のころからあまり寝ないので心配です。どうすればよく寝てくれるのか、試行錯誤の毎日」と話します。
特に夜の寝かしつけには一苦労。歌を歌ってあげたり、頭や足をさすったりしますが、眠りにつくまでに1〜2時間かかることもあるそうです。
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森永乳業の育児電話相談「エンゼル110番」(東京03・3405・0110、大阪06・6365・0110)にも、赤ちゃんの寝かしつけ方についての相談が多く寄せられています。
相談員の為我井(ためがい)圭子さんは、「赤ちゃんが眠りに入るための儀式を習慣にしてみては」と提案します。例えば、寝る前にぬるめの風呂に入れる、手を握って背中をトントンする、「お休みなさい」と言いながら一つ一つの電気を消していく――そんな“儀式”です。「赤ちゃんがそのまま寝入れるような落ち着いた雰囲気をつくってあげるのが大切です」
東京都の男性会社員(37)は、長男(5)が2歳くらいになるまで、“着地失敗”に悩みました。
「抱っこしていて、寝入ったかなあと思って布団におろした途端、息子は泣き出してしまう。着地失敗です。また抱っこの繰り返し。本当に疲れました」と振り返ります。
同相談員の奥山直子さんは「バスタオルにくるんだまま抱っこし、寝入ったら、タオルにくるんだまま布団に寝かしてあげる。そうすると、赤ちゃんは親の肌から離れる感覚をあまり感じなくて泣かないかも」とアドバイスします。赤ちゃんは親の肌のぬくもりが大好き。布団に下ろす際に、すぐに赤ちゃんから体を離さないのがコツです。
絵本を読んで寝かしつける人も多いようです。仁愛女子短期大学(福井市)教授の谷出千代子さん(幼児教育学)によると、赤ちゃんは寝る前はとても敏感になっているので、言葉のリズムがよかったり、優しく語りかけるような絵本がお薦め。
ただ、絵本はあくまでも赤ちゃんと大人との接点をつくる“媒体・媒材”。「絵本ではなく、その日の出来事などを静かに話してあげてもいい。自分が愛されているという安心感を与えてあげることが一番重要」と谷出さんは話しています。
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ソース:読売新聞)
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